国際標準化機構(ISO)の品質保証規格である「ISO9000シリーズ」とは、工場や事業所の品質管理システムそのものを第三者(審査登録機関)が検査し、品質保証システムが適切に機能していることを制度的に保証することである。製品それ自体の形状や材質、信頼性を保証する日本工業規格のJISマーク表示許可制度とは異なり、品質管理のシステムそのものを評価する。1970年代欧米諸国では、品質管理システムを向上させることにより企業の競争力を強め、同時に製品の信頼性・安全性の確立をめざした。その後国ごとにバラバラだった規格を共通化しようという動きが強まり、87年に英米規格をベースに制定されたのが「ISO9000」である。EC域内での商取引には、この規格の取得が必要条件とされている場合が多いため、わが国企業もいっせいにその取得を始めている。「ISO9000シリーズ」の認証取得は、PL訴訟への対応やトラブル防止のうえでも強力な武器になるメリットが認識されている。
(現代用語の基礎知識2003より)
 
 
登録証
 
品質方針
 
ISO9000とともに製品自体でなく、製品提供の過程に関する規格であるが、ISO14000シリーズは環境に関する基準である。原料の調達、生産、販売、リサイクルなど企業活動のあらゆる面で環境への影響を評価・点検し、改善を進めるための指針。この国際基準に準拠する日本工業規格として、工業技術院が1996(平成8)年10月に環境JIS/JISQ(ABC順のQ番)14000を制定した。ISOそのものに強制力はないが、業界標準として採用されたり政府調達の際の条件となる場合が多く、企業は事実上取得を義務づけられている。また、世界的に環境問題への関心が高まるなかで、環境ISOをめぐる関連ビジネスの動きも強まっている。
ISO14001は環境マネジメントシステムに関する規格である。企業が生産・サービス・経営を行うにあたって、環境対応の立案・運用・点検・見直しなどの環境管理・監査システムの整備状況を審査し、基準をクリアした企業に発行される。
(現代用語の基礎知識2003より)
 
登録証
 
環境方針
 
環境報告書
 
 
米国及び欧州の航空宇宙産業において、品質管理のバイブルであったMIL- Q- 9858A の廃止に伴い、新しい航空宇宙産業の統一規格の作成が模索されていましたが、1998 年12 月に世界の主要な航空宇宙関係企業によりIAQG が設立され、品質マネジメントシステムの国際的な統一化が図られてきました。
日本においても、品質保証の制度や手順の国際的な統一及び普及等の活動を通じて品質の向上及び業務の効率化を図ることを目的として、社団法人日本航空宇宙工業会(SJAC)に航空宇宙品質センター(JAQG)が設立され、IAQG にも加盟し、品質マネジメントシステム規格の世界標準化が図られています。その結果、航空宇宙産業向け品質マネジメントシステム規格としてJIS Q 9100 が2000 年に制定されました。

登録証

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